【行政職員向け】自治体DX実現のためのサービスデザイン思考研修

計画の策定や人材育成、施策に関するアドバイザリやコンサルティングなど、自治体DXの文脈で様々な経験をさせていただきました。その結果たどり着いたのが、「サービスデザイン思考の必要性」です。

自治体DXの実現には組織の変革が必要

自治体DXの必要性が叫ばれて久しいですが、現状を見てみると、これまで進められてきた「IT化」そのまま呼び方だけ変えたような取り組みが多く散見されます。このような自治体では従前の業務遂行や意思決定の仕方を変えておらず、本当の意味での「トランスフォーメーション」に向けた取り組みができていません。

「トランスフォーメーション」に向けた取り組みができている組織は、これまでの業務の仕方を抜本的に変えようとしています。部門横断的な組織を編成し、職員のポテンシャルを発揮し、外部人材を積極的に登用し、市民や企業と共創し、仮説検証のサイクルをスピーディに回しています。

自治体の変革には「サービスデザイン思考の習得」から始めると良い

旧態依然とした組織からDXを実現するためには、組織をどのように変えれば良いのでしょうか?

私はサービスデザイン思考を学び、実践することが近道だと考えます。

サービスデザイン思考の習得により、「真に市民本位の行政サービスを実現する」という、組織の共通ゴールを全職員に浸透させることができます。この共通ゴールは組織内の意思決定における最優先の判断基準となります。これにより、従前と異なる意思決定、業務の遂行、成果の測定を行うことが可能になります。

何より、組織内の誰でも実践できます。

行政組織における「サービスデザイン思考」とは

ここで自治体・行政組織におけるサービスデザイン思考とは何か、について言及しておきます。

弊社では、「行政サービスをデザイナーが行うように考えて設計すること」と定義しています。

そして「デザイナーが行うように考える」とは、以下のような「共感」「問題設定」「アイデア出し」「試作」「テスト」といったプロセスを高速で往来することです。

サービスデザイン思考研修について

弊社は自治体DXを実現したい都道府県・市町村様向けに、サービスデザイン思考の理解と習得に向けた研修を提供しています。

1.基礎研修

自治体におけるサービスデザイン思考の重要性と実践のコツを習得いただきます。座学での解説と事例紹介に加え、その思考法の違い効果を研修中に実感・体感いただけるようなミニワークを行います。

形式:集合研修
時間:2時間程度
場所:自治体の庁舎内の会議室(基本的に弊社からはリモートで接続し講義をさせて頂きます)
人数:庁舎内の会議室に入る人数であれば何名でも対応可能です
内容:自治体DXとサービスデザイン思考の関係
   サービスデザイン思考の実践例
   サービスデザイン思考を習得するには
   ミニワーク

2.実践研修

継続的な座学とワークショップにより、実践を通じてサービスデザイン思考を習得します。会議室内で研修をするだけではなく、実際に庁舎の外に飛び出し、現場の人々と接することを通じて能動的に学習するようなプログラムを実施します。

形式:集合研修+ワークショップ
時間:各回2~3時間程度×3~12回(ご予算と希望に応じ調整)
場所:自治体の庁舎内の会議室(基本的に弊社からはリモートで接続し講義をさせて頂きます)+庁舎外
人数:20~40名程度
内容:「共感」「問題設定」「アイデア出し」「試作」「テスト」の各方法についての解説
   「共感」「ユーザ理解」「テスト」を実施するためのフィールドワーク
   「問題設定」「アイデア出し」「試作」を実施するワークショップ

研修の特徴

  • キーワードの解説や概念に関する暗記ではなく、より実践的で噛み砕いた内容をレクチャーします
  • 頭だけではなく身体や心を持って理解できるような、「腹落ちする」コンテンツを心がけています
  • 自治体にて実施実績のある内容ですが、お客様の状況にあわせてオーダーメイドで研修やワークショップを設計することも可能です

講師紹介

合同会社PLUCK 代表社員 石坂達(いしざかとおる)

埼玉県朝霞市出身。東京農工大学農学部卒業後、ITメガベンチャーにて、教育・評価システムを中心に、ERPパッケージソフトの導入・保守コンサルタントとして勤務。2012年10月、隠岐の島・海士町へ移住・転職し、地域づくり・教育事業コーディネーターとして働く。

地方創生の挑戦事例である海士町で学んだことを他の地域で活かしたいと思い、2016年5月、沖縄県久米島町に移住。移住定住をミッションとする地域おこし協力隊として従事後、合同会社PLUCKを起業。

自治体DX領域では、愛媛県庁、栃木県庁、沖縄県庁、島根県出雲市、岡山県真庭市、愛媛県大洲市などにおいて、DX推進に関する計画策定、人材育成、コンサルティングを経験。沖縄県DXアドバイザーも務めている。

参考資料

これまで実施してきた研修・ワークショップの資料を一部公開します。

沖縄県庁職員向け研修「自治体DXとサービスデザイン思考~刺さる施策をつくれる!? サービスデザイン思考をはじめよう」

沖縄県庁職員様向けに実施した、サービスデザイン思考の導入研修のスライドです。

【自治体職員向け】サービスデザイン思考を実践するための 「ユーザ理解・共感」 の方法とは

支援させて頂いている自治体様で実施している連続ワークショップ・講義の第三回目のスライドです(公開できるよう一部編集しています)。

大事なエッセンス

  • 【才能は不要です】デザイナーのような高いセンスや才能、美的感覚は不要です。むしろセンスに自信がない人ほど習得いただくと成果が出やすい思考法です。
  • 【身を粉にして働くことではありません】良好なサービスを提供し続ける仕組みをつくります。働く職員さんの働きやすさ、働きがいが増すような取り組みを実現します。
  • 【一人で問題を抱え込まないで】自分だけで・行政組織だけで問題は解決できません。問題を背負い込む必要はなく、上司や他部署、民間企業や市民など、各所の得意な領域で能力を発揮してもらう、共創の姿勢が重要です。

サービスデザイン思考研修・ワークショップに関するお問い合わせ

以下よりお問い合わせ下さい。